取得のための作業1 目標を定めよう どのような目標を定めるべきか、検討するには現在の課題を把握していないとできません。 「一般事業主行動計画策定入力支援ツール」とインターネットで検索すると、えるぼし取得に必要な自社の状況調査に役立つExcelがありますので、ダウンロードしてExcelに自社の数値を入れてみてください。 入力結果から課題が見えてくるようになっていますので、行動計画期間内に達成できそうな課題を見つけ、それに対しての目標を定めていきます。 取得のための作業2 一般事業主行動計画を策定しよう 女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画を策定します。特に決められたフォーマットがあるわけではありません。 女性の活躍推進企業データベース には18,000社以上の企業が行動計画を公表しているので、自社の計画に似た会社や見やすいフォーマットで作成されている会社を参考にされてもいいと思います。 作成できたら、計画内容を社内に周知します。 行動計画が策定できたら、「様式第1号一般事業主行動計画策定」(word)に記入します。(厚労省のページからダウンロードしてください) 記入できたら、「女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画」と一緒に労働局 雇用環境・均等部に郵送します。 郵送内容 ・女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画 ・様式第1号一般事業主行動計画策定 (受理されたときの印鑑が欲しい方は、控えを1部追加で入れておきます) ・控えを送ってもらうための封筒(切手を貼ってください) 労働局に提出後、約3週間で受理されました。※役所が繁忙期でなければもう少し早いと思われます。 取得のための作業3 データベースに登録しよう 受理されるまでの2~3週間以上の時間があります。その間に、作業2でご案内した、女性の活躍推進企業データベース の登録作業を行っていきます。 各項目に自社の値を入力していきましょう。登録・反映までに1週間程度かかります。 (何かにつけて日数がかかります・・・。) どのように登録され、どのように表示されるのか気になるところなのですが、確認画面などはありません。登録・反映されてようやく自分たちも画面上で見ることができます。 そこでようやく間違いや修正したい箇所に気づきます。1度で完璧に入力することは不可能ですよね。で、修正しますが、この修正でも1週間て程度待たされます。※間違った情報のまましばらく放置されます。 ようは、人が判断しているので時間がかかるのです。入力したものがすぐに反映するわけではありません。 取得のための作業4 申請のための書類を用意しよう 行動計画と6つの資料を一緒に労働局に提出しても、よいそうなのですが、まずは様式第1号一般事業主行動計画策定が受理されてから、えるぼし認定申請の書類を用意し、送付することをおすすめします。 ①基準適合一般事業主認定申請書(Word) ②計画期間に申請年月日を含む一般事業主行動計画の写し ③②の行動計画について、労働者への周知および公表を行っていることを明らかにする書類。その日付が分かるもの。 (公表先のウェブサイトの画面を印刷した書類等) ④基準適合一般事業主認定申請書3の実績を明らかにする書類(Excel) ⑤基準適合一般事業主認定申請書4、5の公表した日を明らかにする書類であって、公表した日付が分かるもの。 (女性の活躍推進企業データベース内の実績公表画面を印刷した書類) ⑥関係法令順守状況報告書 2021年5月現在の必要資料となりますので、厚生労働省から出されているパンフレットの最新版を必ず確認するようにしてください。 これらの書類を、再び都道府県労働局に送付します。 取得のための作業5 申請に要する時間 追加書類を提出したら、わりとすぐに受付を完了しました。電話が入ります。 受け付け後、審査担当がつくまでに1か月かかり、審査する担当の方は複数人いらっしゃるようで、その方たち皆さんの審査が終了するまでに3~4か月かかるそうです。 行動計画を策定してから取得までに、半年ほどかかると思って準備した方が良いでしょう。