汚い話なので、頭皮の健康状態で本当に困ってる方だけお読みいただければと思います。
生まれつき全身乾燥肌の私は、小さなころから常にフケがありました。
特に気にするようになったのは、思春期になってから。その時は体が変わる時期だったので、頭皮に限らず、体全身にアトピーが出てしまって、息をするのもやっと、毎日が憂鬱な状態でした。
毎日皮膚が剝が落ちては、搔きむしっては、ジュクジュクして、薬を塗っては、掻きむしって、ジュクジュクして、の繰り返し。思春期にとっては地獄の日々でした。
そのころは体の方が大変すぎて、頭皮のことまでは気が回ってなかったかもしれません。中学生になると体の方は落ち着いたのですが、今度は制服問題ができてきました。制服はどうしても濃い色なので、肩のフケが目立ち、自分も気にするようになりました。
フケを落とさないように、髪を一つにしばるのですが、しばったところからフケが漏れ出てきます。。。気になって授業どころではありません。
頭に手をもっていってしまったら、最後、今あるフケを落とそうと頭をかいてしまいます。かけばかくほど、永遠にフケが出続けます。
机の上は、いつの間にかフケだらけ・・・。これは本当につらかった。
こんな苦しい惨めな思いをしなければいけない人生を呪いたかったし、親を相当恨みました。ここまでひどい状態は20代ごろには落ち着きましたが、フケに悩まされることはずっと続きます。
黒系、ネイビー、など色の濃い洋服は着ることができないので、会社に入ってまた制服を着なくてはいけないときは、またかぁ。と落胆したのを覚えています。
化粧直し用のミストや化粧水などを頭皮にぬったり、休日は、頭皮全体に乳液を染み込ませたりして、できることをやるだけはやったのですが、根本的な解決はずっとできずにいました。
職場など乾燥がひどすぎてどうしようもないときは、キュレルの頭皮保湿ローションでうるおいを足していました。
まさにうるおいを外から足す。ぐらいしか処置ができないので、時間が経つとまた乾燥してきます。
これが私の人生かなと、あきらめてはいたときに、Youtubeをいつものようにみていると、急に「湯シャン」の動画があがってきました。
シャンプーをしない族さんということは知ってましたし、子供のころ本当にアトピーがひどいときは、沁みて痛かったのでシャンプーができなかったことがあります。
なので、シャンプーをしない(できない)ことはあったので、特別何かに期待することなくみたのですが、フケがなくなったというコメントをみたのです。
シャンプーは肌の油分を取り過ぎる。うるおいを取り過ぎることでトラブルが発生している。
アトピーの私はもちろん、シャンプートリートメントには気を使ってきました。強い成分があると一瞬であらゆるところが炎症してしまうからです。
試しに、湯シャンをしてみようと、髪がキシキシはしますが、いつもよりも乾燥による痒さが減っているような気がしました。
半信半疑のまま、完全に湯シャンのみではなく週1~2回は軽~~くシャンプーをするような生活にしてみました。
シャンプーの量は本当に少量です。
痒みが減った分、無意識に掻いてしまっている時間も減りました。今までは髪を持ち上げると、パラパラと白いフケが落ちていたのですが、湯シャンをはじめてからは、フケの量は目に見えて減りました。
それでも普通の人のように完全になくなることはないですが、肩にフケが落ちていないが気にしないでもよくなったことで、洋服の色選びに抵抗がなくなりましたし、まわりの目を気にしなくなったことが本当に心が楽になりました。
季節の変わり目や、乾燥が気になる冬や春には、寝る前に、アロエジェルをつけて寝ています。このアロエがとっても優れもので、まったくべとつかず、刺激もなく頭皮にうるおいを与えながら、さっぱりとしてくれるます。
これを塗ると安心感とすっきり感がでて、私は気にいって使用しています。
ようやく、本当にようやく、数十年苦しんできたフケから解消されることができました。